臨床組織科学(Clinical Organizational Science: COS)の論文が、初めて他の研究者の論文に引用されました

Yamanaka & Nakamori (2026)「Clinical Organizational Science: an integrative framework for structural intervention in complex organizations」(Frontiers in Psychology, 17, 1827324)が、ウクライナ国立科学アカデミー社会学研究所のLyubov Bevzenko氏による論文に引用されていることを、2026年10月10日に確認しました。本論文にとって初めての被引用です。Bevzenko氏の論文はSSRNで公開されており、内容がほぼ同じウクライナ語版が、2026年5月の国際会議(タラス・シェフチェンコ記念キーウ国立大学社会学部)の論文集に収録され、2026年9月にZenodoで公開されています。

Bevzenko氏の論文は、ウクライナの戦後復興を、制度の形式面だけでなく社会関係の中に存続可能な秩序をつくる過程として捉え、その実務を担う「社会技術者」が拠って立つべき原則を、超学際性(transdisciplinarity)の三つの公理から論じたものです。本研究会の論文は、社会的対象の表面ではなく深い層から変化を始めるべきだとする「存在論的公理」に関連する研究として紹介されています。

論文の詳細は研究業績ページをご覧ください。